プロを活用した住まい探し

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ここにひとつの有名な問題がある。

「多くの可能性から一つを選択するのと、少ない可能性から一つを選択するのとでは、あとになって、どちらが後悔しやすいか?」

答えは前者である。

「いくつかの選択肢のうち、時分が選ばなかったものの方が、もしかしたら良かったのではないか」と思うことに起因している。選ばれなかったオプションが少なければ迷うことは少ないし、あとになって自分の選択を悔いることも少ないのである。

これは、現代の住まい探し(も含めて人生のあらゆることで)にも当てはまるものかもしれない。

現在の住まい探しの現場では、ネットの普及により、不動産知識、物件情報、データが山のように存在している。それらのうちのどれを選択して、どう活かすかという以前に“取捨”すること自体が大変な作業になっている。

知識、情報、データが多ければ多いほど、選択肢も増えて、いろいろな可能性があるということになるが、そのぶん、迷いや後悔は多くなる。これが現代の住まい探しのジレンマでもあるし、贅沢な悩みと言えるのかもしれない。

正しく、クールに決断するのも重要であることは疑う余地はないが、それと同じく、自信をもって後悔しない道を選択し、決断するのも大切ではないかと思う。

前者は理論・論理・セオリーであり、後者は感情・情緒と言えるかもしれない。すべてを合理的にきっちり割り切れるわけではないし、感覚的なものにすべてを委ねるのも運が伴う。

このあたりは、適切なバランスが取れるかどうかの問題である。このバランスの問題を解決するには、プロを活用すると効果的である。

どのような住まいにするのか、資金計画は大丈夫か、どの地域で暮らすのか、物件は大丈夫か、取引の手続きや流れはどうなっているのか、日程はどのように進むのか。

知識、情報、データなどの収集と取捨、分析、解析、助言などをプロから受け、現地の状況や日頃の生活から感覚、感情を加味して、判断し決断していく。

会社組織でも、膨大な業務が上層部に上がるほど取捨選択、選定され、シンプルに洗練されていくはずです。そして、上層部が最終判断を行う。この上層部という部分がユーザーで、そこまでの作業を行うのがプロ、という役割になる。

住まい探しから購入、入居まで、さまざまな場面があり、それぞれの場面で有益なプロは変わる。営業、総務、経理、製造、広報、物流など、同じ会社だからといって何でもできないように、住まい探しでも、状況や内容によって適性は変わる。

その時の状況に合ったプロを活用しながら(費用は発生する)、住まい探しを進めていく、これが、クールで賢い探し方になっていくのではないか。

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柴田 誠代表取締役

投稿者プロフィール

子ども二人の教育費に頭を抱えながら、小さな不動産会社を経営しております。千葉県の高校野球をこよなく愛する元高校球児。小さなお出かけ、温泉、街めぐりを好むも時間とお金に余裕がなく最近は控えめです。

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