住宅履歴情報(いえかるて)の役割

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消費者から見た「中古住宅購入の不安」として、価格の妥当性がわからない(不透明)、修繕費用がかかる(状態が不明)、いつまで使用できるかわからない(耐久性が不明)、保証・アフターサービスが不十分(瑕疵保険やコールセンターの未活用)、売主が不安(告知書の未活用)がある。

しかしながら、「中古住宅を検討する理由」として、立地にこだわりたい(好立地で新築は高い)、実際に建物が見える、周辺環境や居住者がわかる、既存のため性能が判断しやすい、などもある。

これらのミスマッチを解消するために一番重要になるのが、情報の管理であり、これを解消するために制度化されたのが「住宅履歴情報(いえかるて)」です。

現在、インスペクション(点検)が普及しはじめました。しかし、インスペクションでは「現在」しかわからず、やはり、今までの履歴、変遷がわかる履歴情報は重要になります。

履歴情報(いえかるて)に記録するメリット。

1.住まいのメンテナンスに役立つ

工務店が定期点検と修繕の計画を作成し、実施状況を記録する。所有者自らも維持管理を把握できる。

2.突発的なトラブルの時でも補修や復旧がすばやくできる

設備機器の機種や品番、保証内容などを登録する。メンテナンス情報の他、リコールなどの情報も提供する。

3.リフォームがしやすくなる

住宅の履歴がわかることにより、リフォームの発注や打ち合わせがスムーズになる。工事取り掛かり後の修正(費用の増加)なども減少する。

4.売買の時に価値が証明される

新築時からの建築図書や関係書類に始まり、修繕履歴を登録することにより、売却の際の情報提供が的確になることにより評価が高まる。

さらに、この履歴情報を管理し、いざという時の相談役となれる業者の選定が重要になっていきます。

自動車では、車検点検と記録簿の整備がきちんとなされているのに、それよりも高額で長期的な住宅では、このような仕組みがなかったことが異常なことです。

クルマを売る時に、整備記録がきちんとあるかないかで査定が違うことを想像していただければわかりやすいでしょうか。

柴田 誠代表取締役

投稿者プロフィール

子ども二人の教育費に頭を抱えながら、小さな不動産会社を経営しております。千葉県の高校野球をこよなく愛する元高校球児。小さなお出かけ、温泉、街めぐりを好むも時間とお金に余裕がなく最近は控えめです。

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