「そうだ、家を買おう!」となったとき

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

毎年、新年は住宅購入の機運が盛り上がってハイシーズンになります。先週末の三連休で、近くの松戸展示場ではクルマが駐車場に入れず、近隣の道路に溢れ出ていました。(なお、イベント目的か住宅目的かは不明)

住まい探しを始める際、一般的には、インタネットで物件検索して資料請求からの見学、もしくは、マンションの現地モデルルームや住宅展示場などに飛び込む方がほとんどです。

しかし、住宅の売却をお手伝いしていて、「こんなはずではなかった」という理由で、購入してから早い方は未入居のまま、または、購入して1年2年、数年で売却されてお住み替えをされる方がいらっしゃいます。売却される方の3分の1程度になるでしょうか。(その他は、相続か、転勤などのライフスタイルの変化)

食事なら次は違うのにしよう。洋服なら古着屋さんに売って買い換えても生活に支障が出ないくらいの損失にしかなりません。それが、住宅の場合、数百万円から1千万円超の損失を被ってしまいます。

なぜ、こんなことになってしまうのか。

それは、住宅購入の際に「物件主義」で購入するため、「人物・家族主義」ではないことが要因です。

スタートの段階でまずすることが、物件を検索する、物件を見学する、という行動がそれを示しています。

何よりもまずしなければならないのは、自身や家族が家を買って、どのような生活を過ごしたいのか、日常の生活で何を優先したいのか、生活行動パターンでどのような住まいが合っているのか、これを明確にすることです。

そのうえで、その生活に最適な住まいはなにか、住まいの条件を選定していきます。なお、現実面として、生活していくなか、これからの将来を考えて、返済はいくらまでに抑えるべきか、予算も抑えておくことは必須です。

具体例として、子供がいない(巣立った)夫婦もしくは単身者であれば、通勤や生活の利便性重視。子育て重視なら住環境や家の広さ。極端に言えば(でも実例)、サーフィン、ゴルフ、釣りなどの趣味が最優先ならそれに最適な立地などです。

また、建物に関して、子育ての最盛期をベースとして広さを考えることが一般的ですが、子供部屋なども含めて広さが必要となるのは10年前後。それよりも、子供と一体となって暮らす期間、子供が巣立った後に暮らす期間の方がずっと長くなります。

1軒の住まいで通すなら、使い方を工夫して広さをカバーできるようにする、広さ優先で無理して予算を増やすリスクを避けることをお勧めします。

しかし、そうは言っても、という思いを持たれるのは自然なことです。

そこで、国としても業界としても、今後の住まいについて、1軒にこだわるのではなく、ライフスタイルに合わせて住み替えていく、というのが多くなるよう誘導しています。空き家の増加が社会問題になっている昨今、問題の解決とビジネスにもつながります。

これには、中古住宅を売ること、買うことを、スムーズにすることが必要となります。その第一弾が今年から始まるインスペクション説明の義務化です。

そして、この流れに上手な乗り方をするためには、立地にこだわること、予算を抑えることを購入する際に重要視することとなります。

柴田 誠

柴田 誠代表取締役

投稿者プロフィール

子ども二人の教育費に頭を抱えながら、小さな不動産会社を経営しております。千葉県の高校野球をこよなく愛する元高校球児。小さなお出かけ、温泉、街めぐりを好むも時間とお金に余裕がなく最近は控えめです。

この著者の最新の記事

関連記事

ピックアップ物件

  1. クリオ松戸伍番館
    都心への玄関口「松戸」駅より徒歩4分、スーパーなど商業施設が近隣に揃い、賃貸募集もしやすい好立地の投…
  2. ガーデンコート松戸五香
    5階・南向き住戸につき見晴らし陽当たり良好、きれいにご使用されております。室内はリフォームをしており…
  3. 流山市前ヶ崎売地
    南東と北東の角地、南側間口が広く、東側道路が低いため、陽当たり・風通しが確保しやすいプランが作りやす…
  4. 柏市関場町売地
    南側に庭を配しプライバシー性を確保しつつ、南側の間口が広く、南側隣接地よりも約3.4m高いのため、陽…
  5. 低層住居が建ち並ぶ静かな住宅地に所在します。五香駅・逆井駅の中間地に位置し、各方面に展開しやすい立地…
売却の窓口

アーカイブ

最近の投稿

ページ上部へ戻る