
実は1年のうちに、
高く売れやすい時期とそうでない時期があります。
人が家を買おうと思ったとき、
いつまでに入居していたいかと考えます。
仕事でも家庭でも、
区切りがあるタイミングでの引越しを想定します。
それは、
「新年(年末年始)は新居で」
「新年度は新居で」
「結婚後の新居は持ち家で」
新年は新居でと考えた場合、
引越しまでの流れから逆算しますと、
9月もしくは10月に住まい探しから契約をして、
住宅ローンの手続きなどを経て、
11月から12月に引渡しを受けるとなります。
新年度は新居でと考えた場合、
同様にして、1月早々に住まい探しをしてとなり、
新婚時の新居は持ち家でと考えた場合、
3月から4月、もしくは、8月から9月となります。
いずれのケースでも、
引越しやその他の準備(進学、結婚)などから、
もう少し早めに動いた方がいいのですが、
購入される方は、得てして住まいの購入に要する時間を
甘く(安易に)みているケースが多く、
ご紹介したような時期に動き出すことになります。
このことから、1年のうち、
もっとも物件が高く売れやすいのは、
1月・2月の新春、9月・10月の初秋の時期になります。
逆に年末間近、年度替わりの時期は売れにくい傾向にあります。
特に来年は、
4月から5月は元号が変わることから、
不動産市場は止まることも予想されます。
近々、もしくは、年内にでも、売却を、とお考えの方は、
この動きに乗れるよう、早めに動き出すことをお勧めします。
年明けから年度内にという方は、
年末前にはご準備されることをお勧めします。
どうしてもこの時期に合わせられない事情などがない限り、
このタイミングに合わせることがとても大事です。