不動産二極化時代の自己防衛

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毎月29日のニクの日に加え、
本日3月10日は「3(ミー)、10(ト)」の日で、
お肉関係の飲食店やスーパーなどで、
お得な料金や商品が並ぶのでしょうか。

平成も残すところわずか。
昭和から平成に代わったとき、
バブル絶頂期にあり、その後、バブルが崩壊。
平成は「価格下落・デフレ」の30年で終始しました。

日常的な、飲食物、衣料品に住宅と、
平成の初期と今を比べて、
品質が大幅に向上しているにもかかわらず、
価格は同程度か、安くなっているくらいです。

昨日、売却のご依頼いただきましたお客様のケースでも、
20年超前に買ったときの建売住宅の相場は
4,000万円を切れば安いという状況でしたが、
現在、近隣の建売住宅の相場は2,000万円そこそこです。

さらに、当時の住宅ローン金利は4%を切ったくらいですから、
現在の住宅ローンが1%を切ることを加えると、
表面上の価格以上に安くなったことになります。

今年の消費税増税以後、さらなる景気低迷が確実視されており、
収入が増えないなか、税負担も含めて家計が苦しくなります。

先日、古本屋さん(景気低迷で流行る?)で、
「年収300万円時代を生き抜く経済学(森永卓郎著)」を
100円で購入し読んでみました。

同書は2003年(平成15年)に発行されました。
その中で、不動産に関する記述がございます。

以下、概要。

今後は住む地域によって土地価格が二極化していく。

都心部は上昇していくが、
一般市民が暮らす地域は落ちていく。

郊外など収益性、利便性が低い地点では、
下落幅が拡大していく。
都心への通勤時間が1時間を超える地域はやばい。

土地の価格が今後も値下がりを続けると、
その地域はいずれスラム化していくだろう。

例えば、住宅ローンを払いきれなくなって手放すと、
その家は安い価格で叩き売られる。

価格が安くなると、今度は「低所得層」が、
その家を買うから、次第にその地域の資産価値が落ちていく。

それを嫌って、ますます人が出ていく。
次第に買い手もつかなくなる。

マンションでいえば、空室率が30%を超えると
急速にスラム化が進む。

日本にはアメリカのようなスラムは存在しなかったが、
今後、地域で階級化されるだろう。

以上。

発行されてから15年経過し、
まだ、警告されたほどまでには至っておりませんが、
確実に、予見された方向へ進んでいます。

この予言のような未来像へ、
消費税増税後に加速していくかもしれません。

現在、母の介護(認知症)のため、
いろいろな施設を調べたり見学したりしております。

老後の資金(蓄えと年金)により、
確実に格差が生じていることが実感されます。

正直なところ、資金的な面で、
何歳まで対応できるのかとても不安です。

幸い、実家の売却で3~5年分の生活費は捻出できそうですが
親にも子にもお金がなくなってしまったら、
老老ホームレス生活しかないかもしれません。

毎週発行されている多くの週刊誌では、
亡くなった後の相続のことばかり特集されておりますが、
重要なのは亡くなるまでの生活だと思います。

これからの厳しい時代を生き抜くために、
不動産の未来を見極め、自己防衛していくことが重要です。

柴田 誠

柴田 誠代表取締役

投稿者プロフィール

子ども二人の教育費に頭を抱えながら、小さな不動産会社を経営しております。千葉県の高校野球をこよなく愛する元高校球児。小さなお出かけ、温泉、街めぐりを好むも時間とお金に余裕がなく最近は控えめです。

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