立地の構成要素

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立地

年々、購入者側の条件として「立地」に占める割合が高まってきました。

メディアなどでは、これから人口世帯が減り、
宅地や家、マンションが増えて空き家問題が取り上げられ、
これから買うなら、徒歩7分以内、徒歩5分以内にすべき、
資産価値は立地であると強調されることが増えてきました。

立地とはどういうことか改めて分析してみました。

1)交通利便性
都心部からの距離や交通という大きな面と
駅からの距離、道路事情、バス路線、坂道などの地形という小さな面があります。

2)生活利便性
自宅周辺のスーパー、コンビニ、ドラッグストアなどの商業施設、
役所、郵便局、図書館、病院、公園などの生活施設、
小中学校、幼稚園、保育園、塾などの教育施設などの
生活に必要な施設を利用しやすいかどうか。

3)周辺環境
街並みが整っているか、道路が歩きやすいか、安全性が高いか、
近隣に住環境を損なう施設があるかどうか、
騒音、臭気などの平穏を脅かすものがあるか、
ゴミ置き場の利用状況、近隣トラブルなどの暮らしている方のモラルなど。

4)都市計画などの法規制
自治体で定められた都市計画の内容がどのようなものか。
住居系地域、商業地域、工業地域などの特性ごとに分かれ、
不動産に求めている内容と法規制が合致しているかどうか。

5)地勢
水害や地震などの自然災害に強いかどうか。
土地の性質や地形などから安全性に大きな懸念があるかどうか。

以上、これらの要素を総合して立地となります。

この中でも、近年は、
1の交通利便性に対しての要望がかなり強くなっております。

交通利便性がいい地域は比例して2の生活利便性も高くなりますが、
3の周辺環境は犠牲になり、4の都市計画は高度利用の度合いが高まります。
マンション需要が高くなってきたのはこれらのことによります。

また、平時の際には、災害リスクよりも日々の便利さを求め、
5の危険性に対する意識は低く(あえて目を背ける)なります。

もし、災害被害にあってしまうと、
資産価値としても家計としても致命的な打撃を受けることがあり、
長期的な博打をしているようなものかもしれません。

日本経済、社会動向などから、
不動産市場には厳しさが増していくことになり、
今後、益々、立地に求める度合いは高まります。

ご所有されている不動産が
立地に関してどのような構成となっているのか。
一度、検証してみるのもいいかもしれませんね。

柴田 誠

柴田 誠代表取締役

投稿者プロフィール

子ども二人の教育費に頭を抱えながら、小さな不動産会社を経営しております。千葉県の高校野球をこよなく愛する元高校球児。小さなお出かけ、温泉、街めぐりを好むも時間とお金に余裕がなく最近は控えめです。

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