
らんらんの湯かと思ったら、ららの湯でした。「蘭々の湯(http://www.raranoyu.jp/)」は国道16号線沿い、穴川IC近く、千葉県のスポーツセンター(通称:天台)の向かいにあります。習志野(大久保)の菜々の湯、戸田の七福の湯の系列のようです。
天然温泉と多彩な浴槽、岩盤浴、リラクゼーション、レストランと揃うオーソドックスなスーパー銭湯です。良くも悪くもイメージ通りで外れる心配がない施設です。千葉モノレールの駅から徒歩圏、バス便も充実していますが車が便利です。国道16号線沿いには飲食店も多く揃います。
■温泉(入浴施設)
最近、メインの浴槽が高濃度炭酸泉になっている施設が増えました。ここも、内湯のメインは高濃度炭酸泉、両サイドに、ジェットバス、電気風呂が脇を固めます。当施設では「ナノテクパワーの水」を使用しており、施設の紹介文によるとお湯が柔らかく感じられ化粧水のようにしっとりとしているそうです。
露天風呂は中央に円形の広い天然温泉の浴槽があります。泉質は関東平野で一般的な海水系の強塩泉で、ヒリヒリ感もあるので濃度は濃いかもしれません。ナノテクパワーの水を利用した炭酸泉はマイルドなので、交互に入るとちょうどよく中和されます。
露天風呂には、天然温泉の浴槽の他に、壺湯(白湯)、洞窟風呂(岩系ではなく近代的な箱型)、塩サウナがあります。また、子供が喜びそうなのが、天井から樽から溢れ出る水がざばっと注がれるアトラクションです。ここは入浴が不可で時間は不規則ですが、遭遇できれば子どもは喜ぶでしょう。
■その他
岩盤浴は、60度台(炎)のロウリュウ、50度台のアロマロウリュウ(灯)、40度台の静かなマイナスイオン(陽)、10度以下の雪が降る部屋(凛)と温度帯が分かれた部屋が救数あり、30度台の床が温かい部屋(美)ではホットヨガが開催されます。
炎の部屋で行われるロウリュウイベント(アロマ水をかけて仰ぐ)のうち「激熱」の回は行列ができるほどの人気ですのでポジションにこだわりがある方は早めの行動を。
余談ですが、最近、各施設でのロウリュウイベントで、掛け声などのテンション高めのノリを強要されることが増えました。これが私は苦手で、じっと静かに味わたいと思っています。
岩盤浴を利用した人限定の区画では、蔵書は少なめですが漫画や雑誌が揃い、リクライニングシート、寝床タイプの休み処を利用しながら長時間の岩盤浴を飽きさせないようにされております。
レストランは1階の食堂タイプ、2階のカフェタイプとあります。品揃えは標準的でしょうか。お勧めはランチの2~3種類の料理を組み合わせたセット、それぞれの量は少なめですので、どれもこれもというと迷って決まらないときに使えます。