
高崎市、と言っても榛名山の麓、榛名湖畔に所在します榛名湖温泉の宿泊施設、「榛名湖温泉ゆうすげ元湯」の別館?である「レークサイドゆうすげ(http://www.yusuge.co.jp/lakeside/)」。
今、ホームページを見ると、建物施設老朽化のため、2020年3月末にて閉館されてしまうとのことです。確かにレークサイドという名よりは湯治場を少し近代的にした印象でしたが、これはこれはよかったと思います。
榛名湖温泉ゆうすげ元湯(本館)の斜め向かい、榛名湖沿いにレークサイドは建っております。露天風呂はございませんが、温泉に入ると木々の間から榛名湖を望むことができます。(ガラスが湯気で曇り見えないときは手で拭いてください)
温泉は、緑がかった濁り湯の源泉かけ流し、泉質は「ナトリウム・マグネシウム・カルシウム‐硫酸塩・塩化物温泉」とのことで、マグネシウムなどが緑系の濁り湯にしているのでしょうか。
浴槽、脱衣室は小さめで、洗い場も少なく、この辺りが、古さなどもあって閉館となってしまう要因かもしれません。それでも、ほどよい熱さで、泉質、眺め、哀愁(のどかさ)などから、拾い物のような温泉でした。
榛名湖の手前には、有名な伊香保温泉もあり、榛名湖は観光地ではあるものの温泉としては隠れがちですが、泉質そのものは伊香保温泉にも劣っていないのではないかと思います。
冬場は榛名湖に行きづらいため、レークサイドゆうすげの閉館までには行きづらいかもしれません。間に合わなかった際には、本館の「榛名湖温泉ゆうすげ元湯」にてご賞味ください。