
JR山手線、鶯谷駅北口より徒歩3分、北口を直進し陸橋をくぐり抜けて、尾久橋通りを左折した先に、近代的なビルの銭湯が「ひだまりの泉 萩の湯 http://haginoyu.jp/ 」です。
2階の下駄箱、脱衣室のロッカーに100円硬貨が要らないのがうれしい(私はこの点が大きく評価に影響します)。最近、建て替えなどにより銭湯は新しくきれいに生まれ変わるところが多いですが、ここは特にきれいかもしれません。
2階の券売機で入浴券を購入、受付を通り、3階に上がると男湯(女湯は4階)があり、たくさんのロッカーが用意された広い脱衣室があります。
■入浴施設
銭湯は、複数の内容が異なる小さな浴槽が揃うところが多いですが、ここは一つ一つの浴槽が広い(10名は余裕)。洗い場も多く、リンスインシャンプー、ボディーソープも完備されています。
浴槽は入浴した順に、日替りの薬湯がある高温風呂(といっても江戸っ子気質のような45度クラスではなく42度程度)、スーパー銭湯では必須の炭酸泉、電気やジェット風呂がある内湯、そして、初見の「光マイクロバブル湯」の岩風呂(外気あり)があります。
最近、マイクロ、ミクロの水をシャワーや水洗に利用し、汚れが落ちる、肌が滑らかになるという製品が話題ですが、そのお風呂番のような感じでしょうか。説明文の効能を読むと同じような効果があるように思えました。
この他に別料金でサウナが2種類(ドライサウナ、塩サウナ)が利用できます。水風呂は無料です。
総評として、公衆浴場料金でこれだけ多くのお風呂が利用できる、広くて、きれいさもあり、とてもコストパフォーマンスが高く、交通利便性もよくて、お勧めの施設です。
■その他
2階の受付の奥にはテーブル形式の食堂があります。
スーパー銭湯、健康センターとは違い、第一種低層住居専用地域でも建てられる公衆浴場の銭湯ですから、アルコールもあるものの、食事がメインのようなお食事処です。
特徴的なメニューは、GABA芽ぐみ米(血圧に効果がある機能性表示食品)の定食でしょうか。小鉢に、マグロの刺身か山かけ、味噌汁、お漬物がつきます。
この他にも、ステーキなどのお肉類、ラーメンを中心とした麺類、アルコールのお供のおつまみなども揃います。