いい不動産会社・担当者をどう見つけるか
- 2016/3/30
- 住宅購入
いい不動産会社・担当者をどう見つけるか(07.11.23)
いい担当者とは、不動産や建築の知識に長けていて、人格的にも素晴らしい人。購入希望者が願う理想はこれ。
しかし担当者は神様ではありません。どんな優れた担当者でも、すべての人を100%の確率で最適な住まいへと導けるわけではありません。
さらに人と人との付き合いですから相性の良い悪いもあります。
「信頼できる担当者は、購入希望者側が作る」購入希望者の態度一つで担当者は育っていくものです。満足のいく住まい探しをするには、不動産情報が揃っている会社を探すことも重要ですが、この担当者を育てる意識も大切。
住まい探しのお手伝いをしているなかで、購入希望者より信頼され、やりがい(この家族にいい住宅をお世話したいなど)を見つけることで「いい担当者」に育つのです。
小さな不動産会社の担当者でも、やる気を持って最新情報や知識を収得していれば、住まい探しのお手伝いに対応できます。
購入希望者が担当者を信頼し、担当者もその信頼に応えようと努力をし、両者が対話を重ねることです。
大手でも街の不動産会社であっても住まい探しを担当してもらうときには、担当者個人の力量の差があるだけです。
実は「いい担当者」といわれる担当者は、大手だけではなく、街の地域不動産会社にいることが多い。
大手では会社の意向や人事などの影響があり、しかも成績至上主義の苦労が絶えず、個々の自由が束縛されています。
その点、街の不動産会社では会社の意向や人事、成績などの重圧も少なく、個々の裁量で住まい探しのお手伝いに専念できる環境があるためです。
私がお勧めしているのは、地域の不動産会社の担当者に住まい探し全般のサポートや相談を依頼し、不動産情報の取得の際は、大手からも紹介を受けるというスタイルです。
地域不動産会社のあてがない場合、口コミやネットなどで探すしかありません。見極めは、販売色が強い(不動産情報が主流)か、購入色が強い(購入するために役立つ知識や情報)か。
しかし、問い合わせ・相談をしてみたものの相性が悪いということはよくあります。
担当者のコミュニケーションのとり方が一方的、高圧的、高い目線で見下すなど、または逆に淡白で、おどおどして頼りないなど。
そんなとき、無理をして依頼し続けることはありません。自分の価値観や考えと合致した担当者と出会うことのほうが大事だからです。
「卓越した知識と豊富な情報量を持つが性格が悪くて保身と成績ばかりを気にする担当者と、知識や情報に不足はあるが性格がよくて購入希望者のことを考えてくれる担当者のどちらを選びますか?」
だからこそ、いい担当者を探すのは難しいのです。
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