「借りられる金額」よりも「借りてはいけない金額」

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「借りられる金額」よりも「借りてはいけない金額」(10.04.09)

大切なのは「借りられる金額」よりも「借りてはいけない金額」を知ることです。

住まい探し当初、不動産や住宅へ求める要望と現実が一致することはない!と断言できるほど、まず、たいがいの方は理想の住まいと予算に大きな乖離があります。

どの程度の金額差になるかは地域によって違いはあるかと思います。私が担当してる東京近郊部(千葉県)では、感覚ですが、約1,000万円程度の開きがあるのが一般的です。

当然、この差を埋めていく作業が必要となるのですが、進む道として、理想を求め予算を上げるか、予算を維持し理想を下げるのか。どちらにしても簡単なことではありません。

不動産や住宅の営業担当は、この場合、どちらの道へと誘導するのか。担当者として技量を求められるのは「予算を維持し妥協してもらう」方です。

営業が購入のお手伝い(買わせる)ことが仕事だとすれば、理想的な住まいの情報を提供し、夢を膨らませ、お客様の気持ちのスイッチを入れて予算を上げる方が、予算を維持し、理想を割り切って妥協して頂くよりも確率が上がります。

私も、さまざまな買い物をするとき、それが欲しくなってしまったら、多少予算を超過しても、買ってしまいます。住宅の購入の経験がなくても、購入者の心理はご理解いただけると思います。

営業担当は、そのような心理状態にして、変動金利や金利優遇などを使い、ご希望の住まいが、こんな負担の軽い返済で購入できるんですよ、と購入の背中を押します。

住宅の購入をする際、多かれ少なかれ、営業担当に限らず、背中を押されることは避けられません。このとき、購入者側が知っておかなければならないのが、「借りてはいけない金額」です。

住宅ローンを借りることは、昔に比べて容易になりました。それも、自己資金ゼロ、諸費用まで対応可能と、相当な金額まで借りることも可能です。

購入者自身で「どこまで借りても大丈夫か、長期的に返済や家計は大丈夫か」をしっかり押さえておかないと、気づいたら、当初の予定を大幅に超過した借入を起こしていることになりかねません。

返済をされるのは借りた方・購入された方ご自身です。返済が苦しくなったり、返せなくなって、恨み事は言えても、誰も責任を取ってはくれません。あくまでも自己責任です。

でも、目の前に理想の住まいが現れたら、どうしても欲しくなってしまうのは致し方ありません。資金計画を探す前の冷静なときに検討することが大事だということです。

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柴田 誠

柴田 誠代表取締役

投稿者プロフィール

子ども二人の教育費に頭を抱えながら、小さな不動産会社を経営しております。千葉県の高校野球をこよなく愛する元高校球児。小さなお出かけ、温泉、街めぐりを好むも時間とお金に余裕がなく最近は控えめです。

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